〝熱い〟夏の幕開けに…
富山本部校高校部
カラスというやつは本当に憎らしい。
先だって、庭の隅に植えてあるトマトの実がこいつに食われた。
ちゃっかり熟した赤い実だけを食って、熟していない青い実は地に投げ出されていた。
口にしたらおいしくなかったのか、半分だけかじられた青い実も一つ落ちていた。
ホ・ン・ト・ウに憎らしい。
とはいえ、サッカー日本代表のエンブレムにかたどられた「八咫烏(ヤタガラス)」を
思えば、この国では神話の時代から親しまれている鳥であることも確かである。
しかも昨今では、かつてはあちらこちらにあった森も林も宅地などに変貌しており、
夕刻にカラスが帰るべき「山」が年々失われている。
薄暮の空をカアカアさまよい飛び回るカラスの身になってみれば、
むしろ人間こそが「憎らしい」存在なのである。
だからといって何もウチのトマトを狙わなくても…と、つい(身勝手に)思ってしまう。
早速トマトの周りに支柱を何本も立てて、防鳥テープを結び付けた。
すると、あのトマト盗人(ぬすびと)なのか、
一羽の太り気味のカラスが、電柱に止まってこっちを見ていた。
こっちはこっちで、じっとあっちをにらみ返してやった。
猛夏の訪れとともに、
「こいつ」との「生」をかけた〝熱い〟闘い-小競り合い?-が、
静かに幕を開ける……。

富山本部校高校部 校舎ブログブログ新着
-
富山本部校高校部
困ったときは….
-
富山本部校高校部
子どもらと虫ざわめく頃
-
富山本部校高校部
古代の甘味料