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英作文添削中‼

富山本部校高校部

2月に入り受験シーズン真っ只中ということで、来る国公立大学前期試験に向けて、受験生たちの英作文を添削する機会も多くなってきました。英語科の担当として毎年たくさんの英作文に目を通してきましたが、受験生が躓くポイントにはある程度パターンがあると思っています。

その中の一つに、これはある程度仕方がないことなのですが、日本語の表現をそのまま英語に逐語訳してしまい、英語として不自然になってしまうというものがあります。簡単な例を挙げてみましょう。

「薬を飲む」→「drink medicine」(正しくは「take medicine」)

「給料が高い(安い)」→「The pay is expensive (cheap).」(正しくは「The pay is high (low).」)

細かい解説はここでは割愛しますが、どちらも日本語の発想をそのまま英語で表現しようとしたが故のミスと言えます。受験生の皆さん、気を付けましょう。

 


 

英作文のワンポイントアドバイスはここまでにして、ここからはちょっと視点を変えて、直訳がハマる例を紹介したいと思います。

「注意を払う」→「pay attention」

「恋に落ちる」→「fall in love」

などなど。pay(~を払う)が「お金」だけでなく「注意」にも使えたり、fall(落ちる)が「物理的に」落ちることだけでなく「精神的に」落ちることも表現できたり・・・なんと日本語と同じではありませんか!

このような表現ばかりだったら、英作文のハードルは大分下がったことでしょう。

しかしネタばらしをすると、これらの表現は(おそらくは明治期に)英語から日本語にそのまま翻訳語として導入されたものなのです。直訳がうまくいくのは当然なわけですね。

世間でよく言われるように英語と日本語はあまり似ていないので、「違い」ばかりに目が行きがちですが、たまには「共通点」にも目を向けてみると、新たな発見があるかもしれませんよ。

 

 

 

 

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