県外へと旅立つ前に – part 2 –
富山本部校高校部
やはり私は心配です。大学進学を機に県外へ旅立つことになるかもしれないそこのあなた。
大学でせっかく友だちができたのに「富山弁」が原因でコミュニケーションがとれず、友人関係がギクシャクしてしまう…
みなさんがそうなってしまうのではないかと思うと、私は夜も眠れません。相手を混乱させないように、以下の会話例で再確認しておきましょう。
【学園祭の準備で】
私:「これで完成! じゃあ、壁にがんぴ貼ろうか」
友だちA:「がんぴ…?」
友だちB:「貼るの手伝うよ。… こんな感じ?まっすぐに貼れてる?」
私:「うーん、ちょっとかたがっとるよ。そこもうちょっと上かな」
友だちB:「かたがっとる…?」
→小学生や中学生のときに使ってきた、がんぴ:「模造紙」、かたがっている:「傾いている」は県外の人には基本的に通じないので、気をつけましょう。
【サークル終わりに】
友だち:「そろそろバイト始めようかな…なんかいいのある?」
私:「居酒屋とかいいと思うよ。そうそう、このまえ初めて給料あたったんよ~」
友だち:「…(給料があたる?) 」
→「給料があたった」や「お菓子があたった」は、県外の人が聞くと、「抽選で当たったんだ」と勘違いしてしまうので気をつけましょう。
【1限目が始まる1分前に】
友だち:「やっべ、遅刻遅刻…起きたのつい10分前だよ、本当、間に合ってよかった~」
私:「おいおい、どんな慌ててたのか知らんけど、ボタンがだんこちんこになってるよ!」
友だち:「え…?」
→「だんこちんこ」は「ボタンなどが掛け違いになっている」ことや「靴や靴下などが左右で違う」ことを指しますが、誤解を招くので、県外の人に向かって使うのはやめましょう。
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