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質問の仕方

富山本部校高校部

こんにちは、2号館で数学を担当している熊木です。

 

今日は「質問の仕方」について書こうと思います。

(※こういうことを書くと「質問するハードルが上がって質問しにくくなる」と思われそうですが、質問には丁寧に答えていますので安心してください。笑)

 

 

2号館で質問対応をしていると、「質問の仕方」が上手い人・下手な人をなんとなく感じ取ることができます。

下手な人というのは、質問される側から見て「何が聞きたいのかよく分からない質問」をしていることが多いです。

 

 

例えば数学の分からない問題を持ってきて、

 

「この問題が分かりません」

 

という質問をされても、何を聞きたいのかはよく分かりません。おそらくは、以下のどれかであることが多いと思います。

 

① 問題文の状況が掴めていない・問題で問われていることが何か分からない

② どのような解法を選択すべきか等の方針が分からない

③ 解説を読んでみたが理解できなかった

 

「質問の仕方」が上手い人は、上の①~③のどの部分を質問したいかが明確になっており、かつそれが伝わるような質問をしていると思います。

 

例えば①が分からずに質問した場合は、質問して①が解決したら一旦それをもとに自分で解いてみるべきです。②も同様に、解法の流れだけ質問して自力で手を動かしてみましょう。

 

 

 

そして、分からないことを質問することは良いことですし私自身も質問に来てくれるのは歓迎なのですが、1つだけ絶対にやめてほしい質問があります。それは、

 

「解説を読むのがめんどくさいから、先生に説明してもらおう」

 

という考えで質問に来ることです。

 

解説、すなわち「数学の文章」を読む力も大事な数学力の一部です。

ここを疎かにしていると、例えば問題文の見た目がちょっと変わるだけで「何を言っているのか分からない」ということになってしまいます。

質問はあくまで「分からない部分を理解するため」に活用してください。「楽をするため」に質問していたのでは数学力はつきませんよ。

 

 

 

(独り言)

目の前の先生に質問せずに「Google先生」に質問するメリットがどこにあるのか、最近の私自身への問いです。                               

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