富山育英センター

無料の体験授業・学習相談のお申込み・資料請求は
お電話でも受け付けています。

076-441-8006

受付時間 月〜土 9:00〜21:30

地下鉄2

富山本部校高校部

前回に引き続き,記憶に残った地下鉄のお話しです。

札幌の地下鉄も受験の際にはじめて乗りました。札幌には東西線,南北線,東豊線の3路線がありました。
札幌の地下鉄では,乗った瞬間から何かやたらと開放感を感じます。それは,車両と車両の間がドアで遮られておらず,通り抜けできるようになっているからです。しかも,その通路が六角形を縦長にした感じで大きいのです。ですから,ずっと先の車両に乗っている人まで見えるのです。
走り出すと,また違った違和感を感じます。なにかバスのような乗り心地がします。実は,タイヤで走っているのだそうで,世界でも他にはほとんど例がないそうです。理由はおもに騒音対策です。当初より真駒内あたりは地上区間を走る計画で,近隣住民の生活に配慮したものです。地下路線を走っているときも,地下鉄特有のキーンという音がせず静かでした。
しかし,誰も書かないようですが,車酔いのひどい私としては酔いそうな感じで苦手です。さらに,カーブでは先の方まで見通せるので,列車全体がうねうねとするのが見えて,ますます酔いそうでした。

釜山の地下鉄は,福岡に住んでいるときに旅行で訪れはじめて乗りました。ここ最近まで旅行に行きづらくなっていたので,これまでで最後に乗った地下鉄でもあります。
最初に行ったときは,まだ1号線しかなく,路線も現在よりはだいぶ短かったです。ホテルの最寄りの中央洞から北部の繁華街の西面に行こうとしたとき,うっかり反対方面のホームに行ってしまいました。正しいホームに行こうと乗り換え口を探したのですが,どう考えてもなさそうです。あきらめて改札を出たのですが,実はそれで正解。改札を出るしかないことはあとで知りました。しかも乗り間違えに注意と,あるガイドブックに書いてありました。がっかりでした。数年前に行ったときもそのままだったので,直す気なしのようです。まあ,直すとして何百億円もするでしょうね。
料金は,距離によって徐々に料金が上がっていくのではなく,地下鉄路線図に破線で囲まれている範囲が1区間(最低運賃区間内),その外側が2区間(割増運賃区間)の2種類というシンプルなスタイルです。券売機はまるで缶ジュースの自動販売機くらいのサイズで,むやみに大きく不思議です。
現在では,新交通システムの釜山金海軽電鉄もあり,空港から渋滞を気にせず簡単に街中に出られるようになりました。地下鉄は4路線に拡充され,さらに1路線を建設中です。釜山の3大繁華街の南浦洞,西面,海雲台は6~10km程度離れていますが,その移動も地下鉄なら簡単で大変便利です。さらに,バスや地下鉄などを乗り継ぐときは,cashbee(ICOCAのような交通カード)を使うと結構割引(それどころか,2回まで乗り換え無料!)になります。

長くなりそうなので,この辺で次回に改めます。

富山本部校高校部 校舎ブログブログ新着