育英センター 田中の教育ブログ「ユニコーン」
滑川校
3月に注文したTシャツが昨日やっと到着しました。
・・・校舎に飾ってみたものの、「流行おくれ感がハンパない」と生徒に言われる始末。
This is 衝動買い。
WBC日本代表の活躍に興奮して、つい買ってしまいました。
英語では、buy a pig in a poke(袋に入った豚を買う=衝動買い) という言い回しもあるようです。
ところで、最近の大谷選手の活躍はすごいですね。
英語の実況では、盛んに Unicorn! という表現が出てきます。
あまりに信じられない活躍から、野球の本場アメリカで、神話上の生き物に例えられているってだけで凄い。
先週の中1英語の時間にも大谷選手の話題が出ましたが、
「みんな、ユニコーンの意味って分かる?」
と問いかけたところ、
「ユニコーンはユニコーン。」
という返事が返ってくるだけでした。
中1の教科書では、ニューホライズンでunicycle、サンシャインでuniformとuniqueが出てきます。
unicycleに至っては、小学校英語の既習単語ですね。
これだけuniのつく英単語が出てくるなら、共通点を考えてみる子も出るでしょう。
そこで、ハッと気づいた子は、今後universeという単語を習っても、uniteという単語を習っても「なるほど」と記憶に強く残るでしょうね。
そしてUSAやUK、ユニクロやマンチェスターユナイテッドなど、いろいろな言葉が脳内で結ばれていくはずです。
学習において、暗記、まる覚えは大切な作業ですが、小学校、中学校、高校と進むにつれ、いつか必ず丸暗記の限界を迎えます。
そこで助けになるのが上記のような気づきです。
ただし、気づきを得るためには、暗記という前提も必要です。
ところで、神話にはbicorn(バイコーン)という2本角の生き物もいます。
しかし、西洋では、純潔なユニコーンのイメージとは逆で、不純なイメージがあるようです。
中学1年生のみなさんはぜひ、unicycleとbicycle(=bike)の違いに繋がっていくことを望みます。