富山育英センター

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育英センター 田中の教育ブログ『青春』

滑川校

滑川校に着任いたしまして1年が経ちました。

 

相も変わらず、授業の最初にはオープニングトークと称して、その場で指名した生徒の出したテーマについて、即興で小噺をしてから授業を開始しています。

 

今週の英語の授業で、中3女子から出されたテーマが『青春』でした。

 

そこで、私は最近の中学生の高校選びについて話しました。

 

以前は、成績で考えて◯◯高校、このスポーツをしたいから△△高校、家から近いから◇◇高校…というふうに高校を決める子が大半でしたが、

近年目立って増えているのが、特色のある活動や、放課後のハイスクールライフを考えての高校選びです。

 

県東部の中学校からも、軽音楽部やかるた部といった特色ある部活動を求めて県西部の学校を受験する例や

やったことはないが弓道がしてみたい、という理由で私立専願に決める例、

放課後にマルートに寄りたい、カラオケがしたいという理由で富山市中心部の高校を受験する例などが多くありました。

 

単に模試の偏差値や、将来の進路を考えて高校を選ぶ、というよりも

『たった一度しかない青春をどう過ごすか』を考えて高校を選んでいるのです。

 

思えば自分自身の高校時代も、放課後友人とビリヤードをしてから帰るのが楽しみでした。

ビリヤード場のおばちゃんの人柄も大好きで、忙しい高校生活の中の癒しになっていたのは事実です。

※余談ですが、高校の先輩でもある富山育英予備校の窪田先生と、通っていたビリヤード場がいっしょだったのも驚きでした。

 

急激な少子化の進行にともない、高校再編についての記事が毎日のように新聞に載っていますね。

地元の高校が無くなると地域の活気が失われる、という意見も事実でしょうが

地域の活気が失われつつあるので若者がその地域の高校を選ばない、というのも事実でしょう。

 

中学生たちが、一度しかない青春をこの高校で過ごしたい、と思うような特色を各高校は打ち出さなければいけませんし、

地域としても、高校生たちが充実したアフタースクールを楽しめるような仕掛けが求められています。

 

最後に、私が最近感動した、それらの仕掛けをいくつかご紹介いたします。

 

愛媛県立新居浜南高校の生徒たちが、僕らの町にラウンドワンを、との誘致活動

愛媛県立長浜高校の水族館部が廃校の危機を救う

富山県滑川市 プロe-sportsチームのBURNING CORE誘致 地元の滑川高校生と活動

 

さあ、動き出さなければ何も始まりません。

私も新川地区の活性化のお役に立てるよう、今年も努力していきます。

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