なんばウォーク?
富山本部校高校部
大阪千日前通の地下商店街をなんばウォークとよびます。
しかし,今回書きたいのは本当は「ナンバ歩き」についてです。
たまたまYOUTUBEで出てきたので見てみると,右手右足,左手左足を交互に出す歩き方です。かつて,何か忘れましたが,江戸時代の人間はこのように歩いていたと読んだことがありますが,その後これを否定するものを読んで,「さすがにこんな滑稽な歩き方はない。」と思いました。なんばウォークのなんばは「難波」ですが,ナンバ歩きのなんばは「南蛮」が語源のようです。南蛮と呼ばれるのは,江戸時代の人にも「変な」歩き方と認識されていたからでしょう。
ところで,この間から電車に乗る用事が何度かあり,家と駅までの15分を使ってやってみました。すると,予想外にサクサク歩けるではありませんか。体の軸がずれるのではないかと思っていましたが,むしろ体をひねっているのは普通の歩き方で背骨がねじれてることがよく分かりました。背骨に負担なく長い距離を歩くのは,むしろナンバ歩きの方が楽でした。歩くときに,右足を出すタイミングで右手の肘から下だけを腹から胸のあたりに引き上げる感じです。速度を上げても足がするする伸びて,歩行速度も上がりました。
YOUTUBEのコメントには山岳民族は大きな荷物を担いで長距離移動を徒歩で行うため,自然と体に負担がかからないようにするため,ナンバ歩きをするようになるんだと書いてありました。固定観念で変な歩き方と思っていたのは誤りだったのかもしれません。
ただし,街中ではなく家と駅の間だけとしたのは,家の周りが田舎なので歩いている人がほとんどいなくてカッコ悪くないからです。この歩き方,やっぱり変だもの。
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