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「1ドル=154円」て円高じゃないの?

魚津本部校

17日(水)、一時円ドル相場が1ドル=154円79銭まで値下がりしました。

34年ぶりの円安水準みたいです。

最近ニュースで「円安」という言葉をよく聞くのではないでしょうか?

円安・円高が具体的にどういった状況で日本の経済にどのような影響を与えているか、簡単に解説していきます。

 

◎円安・円高とは?

簡単に説明すると、円安は「1ドルに対して円の価値が低くなった」状態で、円高は「1ドルに対して円の価値が高くなった」状態です。

例えば、1ドル=100円から、1ドル=120円になったときは交換に必要な円の量が増えているので、円の価値が低くなっており、円安の状態です。

 

◎円安・円高の影響は?

一般的に「円高のときは輸出に不利で、輸入に有利」「円安のときは輸出に有利で、輸入に不利」と言われています。

例えば、車を輸出する場合は下の図みたいになります。

このように一般的には円安は日本の輸出に有利ですが、外国から商品を輸入する場合はより多くの円が必要なので、円安は日本の輸入には不利になります。最近、物価が上がっていますが、円安も原因の1つです。

 

◎円安の原因は?

円安が進んでいる原因はいくつかありますが、その1つに「アメリカの物価上昇」があります。

アメリカの景気がよいので物価は上がりますし、みんながドルを欲しがるので、相対的に円の価値が低くなってきています。

ただ、これだけが原因ではなく、いくつもの要因が絡んで驚異的な円安状態になっています。

 

中学生、高校生の社会の授業で円高・円安を習いますが、実際の生活にどんな影響があって、どうしてそうなるのかをい意識して勉強するのが大切ですね。

 

 

 

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