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育英センター 田中の教育ブログ「小学校と中学校の違い」

滑川校

時間は経ちましたが、今年2月に実施した新中1(小6)オンライン説明会について、総括していこうと思います。

当日は多数の保護者、生徒の皆さまにご参加いただき感謝申し上げます。

 

会では、まず最初に小学校と中学校の違いについて説明しました。

 

①部活動があり、先輩と後輩の上下関係が発生
言葉遣いが大きく変わります。

 

小学校で上級生と友達感覚で付き合っていた子からすれば、いきなり◯◯先輩と呼称が変わることにおおきな戸惑いが生じますね。

廊下で先輩に出会った時には会釈をしなければならず、敬語の使い方を注意され・・・

しかし、これは将来社会に出るための大きな勉強です。

 

②体育大会や、文化祭、修学旅行など学校行事の規模が大きくなる
集団の和を重視する行動が求められます。

 

集団でいるよりも独りが好きという子、

クラスが一体となって盛り上がれば盛り上がるほど、自分は醒めてしまう、というタイプの子もいますが・・・

1人ではできないことが世の中には多すぎます。

集団で協力して成し遂げる成果の大きさを実感すること、これも社会に出るための大きな勉強ですね。

 

 

中学校では、上記のように、部活動や学校行事を通して、価値観の異なる人と触れ合う機会が増えます。

価値観が異なる人間と協働し、お互いの考え方の違いを知ることで、人は成長し、世界が広がると私は考えます。

 

自分と同じ価値観の人間しか認めず、同じ価値観の人間としか付き合わない、

あるいは「自分は正しい」と信じ、自分の考えを相手に押し付け常に争いを起こす、

こういった人は成長の機会を逃し、世界が狭いままで固定されていきます。

 

中学校に入り、いろいろな衝突、葛藤があるでしょうが、全て自分の血肉に変えて成長してほしいと願います。

 

ひとつ残らず君を 悲しませないものを 君の世界のすべてに すればいい

そして僕は途方に暮れる

 

以前のブログでとりあげた昔の曲「そして僕は途方に暮れる」の歌詞でこの記事は締めたいと思います。

 

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