白墨の輪
富山本部校高校部
本日より、新高校1年生の春期講習がスタートしました。あっという間に新学年・新年度です。一つ一つ準備をしっかりと行い、万全の状態で新年度を迎えましょう!
さて、先日、とある舞台を観ました。そのタイトルに「白墨の輪」が含まれていました。
正直なところ「白墨の輪」に関する知識が全くなかったので、いざ調べました。
「白墨の輪」とは、ある裁きを行うときに白いチョークで描いた輪の中で子供の母親を決める裁判のことで、この考え方は旧約聖書の「ソロモン王の裁き」で出てくるものです。ソロモン王の裁きでは、1人の赤ちゃんをめぐって、2人の女性が争い、証拠がなく、どちらが本当の母か分かりません。そこでソロモン王は「子どもを2つに分けて、半分ずつ与えよ」と命じます。
すると反応が分かれます。
・一方の女性:「それでいい(自分のものにできるなら)」
・もう一方の女性:「やめてください!この子をあの人に渡してください!」
それを聞いて、ソロモン王は言います:「子どもを手放そうとした女性こそ、本当の母である」
理由:本当の母親なら、子どもが生きることを最優先するから。
このエピソードが伝えているのは
・真実は“行動”に現れる ・本当の愛は、犠牲を伴う
ということです。その「ソロモン王の裁き」をもとに、白墨=正しさ・正義を試すための象徴 として扱われているようです。
本来の白墨はただのチョークにすぎませんが、大いなる意味があるのだと改めて考えさせられる今日この頃です。
