本日の消失
富山本部校高校部

英語で最も出現率の高いアルファベットはeである。
eはthe,they,them,he,she,have,make,give,take,getなど基本的な単語でよく使われるし、規則的な変化をする動詞は語尾にedを伴う。
この事実から、ある暗号文のアルファベットの頻度を分析して、最も出現率が高いものがeであると推測することができる。
さてeの出現頻度はフランス語でも似た事情なのだが、eが全く出現しない小説がある。ジョルジ・ペレックの「La Disparition」で邦題は「消失(煙滅)」。驚くべきことにこの作品を英訳した人がいて、これまた文中で一度もeが登場しない。なお日本語版もあり、こちらは「い」行を使わず翻訳された模様。
次回へ続く
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