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育英センター 田中の教育ブログ「過熱 富山中部探究科学科」

滑川校

今回は富山中部高校の探究科学科の入試に絞った記事をお届けします。

 

富山県の御三家の中でも、特に毎年人気を集めるのが富山中部高校の探究科学科です。

 

2010年までは、理数科という名称で40人の精鋭が集まるクラスでした。

 

大変優秀な生徒たちでクラスが構成されていましたが、昔の中部高校卒業生ならご存知の通り、探究科学科設立以前は、学年の理系トップが普通科にいた年もあれば、理数科にいた年もありましたよね。現在は、ほぼ探究科学科の上位層が理系の上位も占めているようです。

 

なお、昔はサッカーに打ち込みたいとの理由で、あえて理数科を避けていた子もいました。

部活動や名物の体育大会、生徒会活動などをセーブして、勉学に打ち込む子も多かったと聞いています。

 

しかし、現在は体育大会や生徒会、部活動において、普通科の生徒たちと変わらず探究科学科の生徒たちが活躍しています。

 

2011年4月に探究科学科がスタートしましたが、早いもので、次年度で15年目を迎えます。

 

探究科学科についての過去記事はコチラ

探究その1

探究その2

 

 

毎年高倍率を記録する富山中部高校の探究科学科ですが、おそらく令和7年入試においても人気を集めそうです。

 

ここ5年間の倍率の推移は下記の通りです。

2023 2.35倍

2022 2.28倍 (この年普通科の定員40名減)

2021 2.53倍

2020 2.50倍

2019 2.48倍

 

普通科の定員が削減された2022以降、倍率は若干低くなっていますね。

 

しかし今年は様相が異なっています。

2024/8月末に実施しました第3回模試の時点で、富山中部探究科学科第一志望の人数が140名と非常に多くなっており、これは2023/8月の110名を大きく超えています。

定員の80名を大きくオーバーしているどころか、第一志望者の平均点も非常に高かったのです。

 

昨年は、富山中部探究科学科の合格者の内訳にも大きな変化がありました。

 

これまでは定員80名中、富大附属中の生徒がおよそ半数を占めてきました。

 

しかし、昨年は80名中30名弱と大きく数を減らしていますね。

 

※なお令和8年度入試からは、富山大学附属中学の定員自体の見直しが発表されています。

現小5の学年の入試から1学年140名(35名×4クラス)となり、内部進学70名+外部募集70名でその比率は1:1となります。

以前は内部進学70名+外部募集90名でしたので、入試の倍率は上がる可能性が高いですね。

 

昨年、附属中に次いで富山中部探究科学科への進学者が多かったのは、当たり前ですが芝園や奥田など富山中部高校の近隣の中学で各5名程度です。

 

そして昨年度、大きく数を伸ばしたのは、新川学区の中学です。その数12名で探究科学科の15%を占めます。

 

また、高岡地区からの流入も近年増えてきていますね。

 

 

さて、今年の富山中部探究科学科の入試はどうなるのでしょうか。

 

10/27(日)に行われた第4回育英模試の結果が今週末より返却開始です。ぜひ進学相談会にお越しになり、最新の情報をつかみましょう。

 

また、育英センターでは、11/17(日)に秋季高校入試説明会を行います。

 

春季高校入試説明会と異なり、現時点での各高校の予想倍率や、秋から入試本番までの各教科の勉強法など、受験生必聴の内容です。

 

県内3会場(富山市オーバードホール、魚津市ホテルグランミラージュ、射水市ラポール)で行います。

※オーバードホールの午前の部は既に満員で受付を締め切っております。

 

他の会場も満席になることが予想されますのでお早目にお申込み下さい。

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