富山育英センター

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育英センター 田中の教育ブログ「富大附属と御三家」

滑川校

令和6年度入試が終わり、春季高校入試説明会において、さまざまな分析をお届けいたしました。

※当日は多数のご来場ありがとうございました。

 

入試倍率については、おおむね予想通りとなりましたね。

↓過去記事

2023 富山県立高校定員削減

令和5年度富山県立入試を振り返る

 

上記の記事で、27年前に御三家の定員が削減された際、

その年は御三家の倍率が上昇する

その翌年から富山東や高岡南、砺波や魚津など、御三家に準じた高校の倍率が上昇する

といった傾向があったことについて述べました。

 

実際の結果としては…

定員削減の年 富山中部、富山の倍率上昇、高岡は低倍率

定員削減の翌年(今年度入試) 富山東、高岡南倍率上昇、砺波と魚津は低倍率

となり、27年前と近い動きでしたが、やはり人口動向の変化による影響も感じられますね。

 

富山県の入試において、上位校の倍率に大きな影響があるのが、富山大学附属中学の生徒たちの動向です。

3年前に、北陸3県の附属についてまとめた記事で、昔と比べ志望が富山中部に集中してきている、と述べました。

北陸3県 国立大附属の学校 その3

 

さて、今年はどうだったのでしょうか。

まとめましたのでご覧ください。

 

令和6年度 

富山中部 76名(昨年78名、一昨年92名)

※公表資料には普通科と探究科学科の区分は載っていませんが、およそ探究科学科の半数、40名前後が附属中の生徒で占められます。

富山 15名うち探究5名(昨年17名うち探究10名、一昨年17名)

高岡 8名うち探究6名(昨年8名うち探究6名、一昨年6名)

御三家計 99名(昨年103名、一昨年115名)

※各高校から発表の、学年別在籍者数から算出しておりますので、多少の誤差が出る場合があります。ご了承ください。

 

上記から分かる通り、昨年とそんなに大きく数字は変わりませんでした。

ただし、御三家進学者数が100名を切ったのは近年初だとは思います。

 

富山東、富山南への進学についても一応触れておくと、

富山東 4名(昨年12名)

富山南 4名(昨年5名)

となっており、今年は富山東への進学者数が減っているのも特徴ですね。

 

さて、受験生の皆さん、令和7年度の入試はどうなるのでしょうか。

ぜひ、7/7(日)に行われる第2回模試で、最新の情報をつかみましょう。

そして、夏休み前に、育英模試で自分の弱点をつかみ、この夏で克服してしまいましょう。

 

今年の育英センターの夏期講習は、自分の予定や弱点に合わせ、オーダーメイドできるのが特長です。

 

皆さまと一緒に勉強できる日をお待ちしております。

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