育英センター 田中の教育ブログ「私は考えない。ゆえに我がない。」
滑川校
本日、滑川校では「夏休み宿題完成会」を実施しています。
たくさんの生徒が集まり、宿題を「自力」で考えています。
自分で考えても分からないところはすぐに質問、そして個別指導。
↑ 自然な指導風景
ただし答えをそのまま教えるのではなく「考え方」を教え、答えは自分で出してもらいます。
Give a man a fish, and you feed him for a day. 魚を一匹与えれば、一日食いつなぐことができるが
Teach a man to fish, and you feed him for a lifetime. 魚の釣り方を教えれば、一生食いつなぐことができる
近年「勉強の仕方が分からない」という声が多くなっている、と以前のブログで書きました。
その記事では、勉強の仕方が分からない、という子はそもそも宿題の仕方が分かっていない、と結論付けました。
そして「なぜ勉強(宿題)をしなければならないのかが分からない」という子についても、以前のブログで取り上げました。
そういった子については、釣りの仕方を教える以前の問題です。
魚は永遠にどこからか降ってくるものではありませんし、釣りの楽しさを知らずに生きていくのは人生における大きな損失ですよね。
本日参加している中には、1学期ほとんど学校の宿題を出さなかった、という子もいます。
そういった子も、友達に誘われてこの会に参加し、周囲の一生懸命宿題に取り組む姿を見ながら、自身も宿題と格闘していました。
本人にとって、大事な一歩だったと思います。
現在、AIの急激な進化に伴い、スマートフォン一台あればほとんどの問題は一瞬、かつ解説つきで答えが出る時代です。
計算問題などは…
なお、富山県の高校入試で見られる、三平方の定理、円周角の定理、相似が混じった円の図形問題も一瞬です。
国語の漢字の問題は…
現在、学校の宿題については、ほとんど自分の頭を使わなくとも完成する時代です。
こうなってくると、学校側としても宿題を出し、管理する意味が薄れてきますよね。
事実、宿題の提出を求めない高校も増えてきているようです。
(私の時代は、宿題をやってきていないと、男女関係なく分厚い参考書で殴られたものでしたが…)
過去、とある高校の先生は、教科書ガイドのことを「麻薬」と呼んでおられました。
一度それを使って楽(らく)の味を知ってしまうと、もうそれ無しで生きていけない、自分で考える力を奪う、と。
今は教科書ガイドすら必要なく、グーグルレンズで撮影するだけで、数学の難問も解説付きで答えが出ますし、難解な英文もすぐに和訳してくれます。
そんな時代だからこそ、宿題を自分の力で完成させる意義を考えてほしいのです。






