育英センター 田中の教育ブログ「新中1向けオンライン保護者会実施します」
滑川校
今週土曜日、来春新中1を迎える保護者様対象にオンライン保護者会を開催します。
内容としては…
①英語の教科書に、半数以上の中学生が置いていかれている現状
定期テストや中教研など、学校の重要なテストにおいて、40点台の平均点が当たり前になってきています。
一切の誇張抜きにです。
中学校の現場の先生方のお悩みは、さぞかし深かろうとお察しいたします。
その原因について、私なりの分析と考察、対策をお話しいたします。
②将来の入試を見据えて ~スマホとの付き合い方~
皆さまきになってらっしゃるのは、スマートフォンとの付き合い方ではないでしょうか。
従来より警告はされつづけていましたが、スマホ依存が深刻どころの騒ぎではなく、警戒水域を超えたレベルに達していると感じます。
※私の方で、独自にとった中3塾生のアンケート結果をもとに、当日はお話しします。
子どもたちは、自由に使える一日の時間の大半をスマホに奪われています。
「奪われている」と表現を受動態にしましたが、義務教育を終えたのち、世間はスマホ依存の子どもを、被害者として認めてくれはしないでしょう。
2年半前の記事「スマホ依存症」
学校の重要なテストであっても、勉強をしないまま臨む生徒が増えました。
授業中の居眠りについても、放置されることが増えました。
先生方にとっても、居眠りを厳しく注意しすぎることがリスクになり始めています。
また、スマホは子供にせがまれて買うもの、という意識が田中自身にありましたが、アンケートをとってみて分かったことは…
ほとんどの生徒が、「親が買い与えてくれた」「兄弟や親の買い替えの際にお下がりがきた」と答えていることです。
5年前書いた記事ですが…
上の記事より一部抜粋すると…
世の中、便利なものほど危険と表裏一体である事が多いのです。
クレジットカードの使いすぎ、車による交通事故、海の底に沈むプラスチックごみ…考え出したらきりがありませんよね。
スマートフォンも、未熟な子供に管理を任せるには危険である、と断言できます。
自分を管理できるはずの大人ですら、スマートフォン一台で職を追われるケースを新聞で目にしますからね。
しかし、時の流れには勝てません。
いつかは自分の子供がスマホを手にする日は来るし、車を運転する日も来るのです。
はたしてスマートフォンを買い与える時期はいつが適切なのでしょうか。
ということで、オンライン説明会当日は、「スマートフォンを買い与える時期」についてもお話しします。
※独自アンケートでは、小学校4~5年生など、早期にスマートフォンを入手した生徒ほど、スマホとの付き合い方をわきまえている、という結果がでています。
③将来の入試を見据えて ~内申点~
内申点の上げ方、中学生になってからもらってくる通知表の見方についても、当日お話しいたします。
2002年、通知表が相対評価から絶対評価へと移行しました。
保護者の皆さまは、「絶対評価世代」と「相対評価世代」が混じっているころですね。
◯◯高校は内申を見ない、といった都市伝説が生まれる原因ともなった「相対評価」。
現在の高校入試は果たしてどうなのでしょうか。
なお、当日はチャットで質問も受け付け、極力その場でお答えいたします。
田中も当日を楽しみにしております。